優秀賞
「わたしのこと」
青山 栞奈(8)京都府
わたしは、あせがでないびょうきです。
あせがでないので、うんどうをしたり、あつい日にそとにでるとねつがでてしまいます。じんましんというかゆいぶつぶつもでます。だから、このなつは学校にほとんど行けませんでした。毎日、たくさんのくすりをのんで、毎月いたいちゅうしゃをがんばっていますがなおりません。
びょうきはがんばってもなおるびょうきとなおらないびょうきがあります。
わたしのびょうきは、なかなかなおりません。つよいくすりをのんでいるので、かおがまるくなりました。せもなかなかのびません。かおのことを言われてかなしいきもちになったこともあります。
びょうきも大きくなってちりょうをしたらなおるかもしれませんが、それまではこのままの生活をつづけます。
花火をしたり、プールにもいきたいです。
でも今のわたしはいけません。
そんなわたしがかわいそうでしょうか? びょうきをみつけた先生が「今までたいへんだったね。」と言ってくれました。
たんにんの先生は「出きることだけがんばってくれたらいいよ。」と言ってくれました。
友だちは休みがおおいわたしがうんどうかいでダンスをまちがえたらそっとフリをおしえてくれました。
ちゅうしゃをがんばり、なかなかったと言うとたくさんほめてくれるおねえちゃんもいます。びょうきでつらいこともおおいけれど、いろいろな人からたくさんのやさしさをもらえてしあわせです。
わたしにはびょうきがあるけれど、目が見えない、耳がきこえない、手足にしょうがいのある人もいることを本でよみ、知りました。
みんなそれぞれいろいろなことをがんばっています。
わたしはみんなにつたえたいことがあります。せかいにはいろいろなしょうがいやびょうきの人がいます。みんなそれぞれのあたりまえがちがいます。みた目やできないことを口に出していわれたらきずつきます。
また、しょうがいやびょうきがかわいそうなわけではありません。みんなそれぞれのしあわせがあります。できる人ができない人をそっとささえられる、そんなやさしいせかいになってほしいです。
わたしはわたしのままでいいとおもっています。